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愛しのアデリア Luc 1968

アデリアを知ってますか?

わたしの実家は
ガラス屋さんでした。
いつも
ガラスの中に
囲まれて暮らしていたのです。
ガラスだけでなく
ガラス製品も置いていたので
知らず知らずのうちに
いつも
パイレックスや
アデリアの商品で
生活していたのです。

それは私だけが特別なのではなく
昭和のあの時代は
どの家にも
それがあったのです。

でも、いつのまにか
時代の成長と共に
大事なものが消えてしまった。。。

だから
わたしはずっと
アデリアにこだわっていました。
忘れてはいけない。
あのときの昭和の香り。
幼い頃までも
思い出せる
ロマンチックな世界。

愛しのアデリア Luc 1968_a0157135_1331533.jpg


アデリア
石塚硝子株式会社の中で使用されている名称。
アデリア海のように美しい輝きを
ガラスに例えて
つけられているそうです。
(詳しくは上のアデリアをクリックしてご覧ください)
特にその中でも
このルックシリーズは
わたしの生まれた年と同じ年に
生まれたシリーズ。
大胆なヨーロッパモダンな彫刻が
ガラスの命と言われる
輝きを存分に演出しています。

最近では
オシャレ雑貨がお好きな方は
ご存知かもしれませんが
ナガオカケンメイさんの
60VISION(ロクマルビジョン)
の中にも入っていて
石塚ガラスのアデリアは日本の企業の名品です。
現在、D&DEPARTMENT さんなどでは
復刻版のルックなどが
商品として並んでいますので
ご覧になられている方もおられるでしょう。
詳しくは
60VISION
60VISION公式
を重ねてご覧ください。


愛しのアデリア Luc 1968_a0157135_13235955.jpg

ビール瓶の製造をされていた石塚ガラスさん。
ビール瓶の琥珀の色を
食器類に採用しようと生まれた
カップ&ソーサーは
とても人気でした。

そして、その美しい琥珀の色は
こうして食器の色に見事生まれ変わります。
今ではこのアンバー色が
昭和を語る上で欠かせないお色となっています。

愛しのアデリア Luc 1968_a0157135_13324087.jpg

現在、復刻版が
アデリア60として
出ておりますが
私のショップでは昭和の時代の
デッドストックのルックが並びます。


長い間
小さな金物屋さんで
眠っていたのは
あなたとの出会いを
待っていたからなんです。

あなたの暮らしに
アデリアを。

わたしとアデリアルック
どちらも1968年生まれです。
どうぞ、よろしくお願いします。
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