はんなりカロチャの花の半襟スカーフ
落ち着いた中にも華やかさを持つという
意味の京ことば。
着物を着るようになって
本当に
はんなりすることが
多くなりました。
また、着物に触れるたびに
思うのが
『洗えるといいな』
と思うことが多いです。
特に襟元の半襟。
意外に汗を吸ったりして
お化粧をされる人は
ファンデーションがついたりすることも
あったりします。
正絹の柔らかで上質の美しい半襟も
素敵だけど
毎日、着物を着るには
普段使いの洗いやすく
使いやすく
そして、付けやすい半襟が
あれば。。。。と
作ってみました。
昨日、お話しした
USAコットンのメルローズと
最近、
お気に入りの薄手のリネン。
半襟をお付けになった方には
お分かりでしょうが
端を折って、縫い付けたり
結構、面倒だったりするんです。
でも、
薄手の生地だったんで
袋縫いにして
リバーシブルにしたんです。
しかも、半分に折って
止めるだけなんで簡単。
母親の形見の大島紬。
まだ、しつけの糸も残ったまま。
柄も八掛の色も年配向けなんで
着にくかったんですが
こうして、半襟を明るく
するだけで
わくわくしてきます。
そして、リネンの方には
カロチャの花の刺繍を添えました。
あえて、
上前ではなく
下前の方に刺繍をしました。
まるで、着物の中から
花が咲いているようにしたかったんです。
一気に着物が華やぎますね!
そして、
ご存知の通り、
欲張りのわたしは
こんな風にも使っちゃいます。
春のスカーフ!
実は、ハンドバッグを制作した時に
手縫いで仕上げたのですが
その柔らかいはんなりした感じが
たまらなく良くって
この半襟の袋縫いも
ミシンですれば、あっという間に
終わることなんですが
運針で仕上げました。
わたしのこだわりです。
手で縫うことによって
ミシンでは味わうことの出来ない
柔らかさを感じます。
それと、着物の胸元を
優しく包んでいたいから。。。
初めて妊娠した時
赤ちゃんの産着を見て
驚きました。
縫い代が本当は体の内側にあるものが
体の外側のほうにあるんです。
大人だったら、『裏表間違っているよ』
って言われそう。
そこから、赤ちゃんの柔らかな服が大好きです。
長男は、布おむつにしていたんですが
最初からミシンで縫っていたものと
自分で手で縫ったものを持ったとき
その軽さにも驚きました。
手縫いの良さは
きっと、伝わるんですね。。
だから、
わたしもこの半襟は
オール手仕事です。
柔らかなはんなりが
みなさまにも伝わるように。。。
最近は夏でもクーラーが効いて
寒いですよね。
女性の場合、
夏でもストールやスカーフを
まとわれる方も多くなりました。
コットンとリネンの天然素材なんで
肌にも優しく
長さが短いので
これからの季節にピッタリです!
お着物にも
お洋服にも
はんなりカロチャの花の半襟スカーフ
いかがですか?????
おそらく、世界初???!!!
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