ボルドーのコースター
それは、ブドウと太陽の恵みを
感じるときでもある。
ワインに関する絵のあるコースターを
オーダー頂いたのですが
絵心の無い私は
少し戸惑ってしまいました。
でも、こんな時
お願い出来る人は
たったひとり。。。
そう、マイハズバンドでした。
『ワインに関する絵を描いて欲しいの』
そして、私に手渡されたのは
この絵でした。
そう、美しいブドウそのものでした。
そして、六角形のベース。
太陽の光を浴びたブドウを
イメージされた絵は
繊細で、正直
これを刺しゅうするとなると、、、
真剣に考えました。
でも、私の手は
動き出したのです。
まず一枚目は
大きなダイスキな水玉に
わざとブドウを刺しました。
ブドウの葉は
少しミッソーニのニットの
様になりました。
どんな葉の色をしているか
どの色が正解かなんて
私は考えもしなかった。
ブドウの実は
光を浴びて
幾色もの実の色に変わる。
そして、グラスを置いたとき、
そのシルエットが
美しく見えるのです。
深く赤いボルドーのワインを
グラスに注いだら
より一層
お互いを引き立てそうです。
そして、二枚目は
同じ絵を使い
全く違う刺し方で
トライしてみました。
こちらはジミー大西の絵のような美しい色彩に
なりました。
葉はロング&ショートという
刺し方で
本来の葉の色とは全く違う色で刺しました。
こちらのブドウの実は
わざと生地の色を使いたいと思いました。
まず、ていねいに
丸い形をアウトラインステッチでかたどり
原画の黒い部分の細いところだけを刺しました。
こちらも陽が差している感じを出したかったので
紫色のところと
黄緑色の部分で
現しています。
六角の角には
房を付けました。
少し、オリエンタルな感じも漂います。
今回は出来るだけ
マイハズバンドの原画と
オーダーしてくださったお客様
そして、自分のしたいことを
どれも尊重しながら頑張ってみました。
ボルドーのコースター
同じ柄なのに
全く違う物に見えます。
そして、コースターの枠を超えて
グラスを置いても
コースターの魅力が浮き出るように。。。
おいしいブドウから出来るワイン
太陽の恵みを受けて。。。
二枚のコースターが出来ました。
気に入って頂けたら幸せです。
ポップライフブログ(子育て&音楽&いろんなこといっぱい)
喜界島ブログ(私の暮らす美しい喜界島の自然がいっぱい)