喜界島とトランシルヴァニアを結ぶ友情のエプロン
昨年の秋
私は喜界島で一軒の本屋さん『銀座書店』で
一冊のハンドメイド雑誌に出会う。
そこにはコンテストの文字が、、、
私の心はすぐに動いた。
なぜなら
『誰かに送るプレゼント』が
コンテストのテーマだったからだ。
すぐに何を作るか決まった。
そう、迷う事など無かった。
すぐに取り掛かった。
もちろん、ベースになる生地は
東欧雑貨ICIRI PICIRIで
お買い求めさせて頂いた
とびきりドキドキさせる生地だ。
今まで何度も思った。
『絵がうまかったらな〜』
でも、考え方一つで
何もかも変わる。
お気に入りの生地に
そのまま刺繍すれば良いのだ。
柄を写すこともないし
柄が消えることもない
かんたんなステッチを
加えるだけで
最高に素敵な
まさに世界で一点だけのオリジナルの
生地になる。
コンテストに出すのに
どこか執着心というのがあった。
今の私は胸を張って
『ハンドメイド作家』などとは
言えない。
どこかで何か認められたいという思い。。。
でも、今になり
コンテストの審査に通らなくて良かったと
思った。
喜界島にお越し頂いた
東欧雑貨ICIRI PICIRIのオーナーの
谷崎さんに
私は、このエプロンを
一番にお見せした。
昨年の冬、出来た写真を
トランシルヴァニアに送った。
そして、
夢が叶い
喜界島に来て頂いた日に
このエプロンをつけて頂いた。
偶然にも二人とも
エプロンが大好きだった。
そして、
いつも力を与えてもらっている気持ちを
このエプロンに私のすべてを賭けた。
そう、コンテストには
落ちたが
もっと大切なことが見えてきた。
ハンドメイド作家になることよりも
ハンドメイドを伝えて行く使命のようなものが
見えて来た。
それは、
この喜界島で谷崎さんにお会いし
そして、かっちゃんねえさんの大島紬を見たときに
痛感した。
谷崎さんにお願いし
言葉を教わった。
そして、それを
刺繍した。
喜界島とトランシルヴァニアを結ぶ友情のエプロン
グッドタイミングで
プレゼントしてくださった
ウールの刺繍糸や
ピンクのレースのコードが
このエプロンをより一層
引き立ててくれた。
こちらは実はエプロンの裏側。。
裏側にもこだわりたい。
着物が好きな私のこだわり。
見えない裏側にポケットをつけた。
もし、だれかが
秘密のメモを
手渡してくれたなら
すぐにポケットに
しまえるの。
そう、誰にも気付かれずに。
そんな秘密のポケット。
私をすべて出し切った
私のオリジナル
私そのもののエプロンで
谷崎さんへの思いを表した。
このエプロンは
私の手元に残すことにしました。
もし、個展などが出来るなら
このエプロンが答えになるからです。
さぁ、あなたも
刺繍を始めてみませんか?
図案なんていらないのです。
もし、あなたが
迷ったなら
をのぞいてください。
谷崎さんのセレクトされた
とびきりステキな生地が待っています。
さぁ、ハンドメイド
はじめましょう。
あなたの手は魔法の手。
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