ナイトキャップバッグ
私たちが子供の頃
テレビの中で
子供たちが眠りにつく前に
可愛いギャザーの寄った帽子をかぶって
いるのを見ていました。
長い髪がまとわりつかないように
寒さ防止のために
ナイトキャップはそんなことも
忘れるくらい
ステキな夜の夢の中へ
お出かけできる必須アイテムでした。
そんな思いを込めて
ナイトキャップみたいなバッグを作りました。
この黒いタイプのものは
サンプルで作ったものでした。
サンプルは
実は、もう約二年前に完成していました。
ちょうど、そのあと、
東欧雑貨ICIRI PICIRIさんに
アトリエに投稿する私を
見つけていただきました。
そして、この黒い方のバッグは
初めてお会いした日に
お見せしたバッグのうちのひとつでもありました。
そのあと、、京都から喜界島へ引っ越し
私はどうしても
個展にむけて、このバッグを作りたかった。
そして、完成したのが
こちらの方なんですね。
もちろん、表地に使う生地は
すべて遠くトランシルバニアから運ばれる
最高にドキドキする
ヴィンテージファブリック。
サンプルの黒とは違い
個展用の上のバッグは
私の個性をむき出しにしたような感じになりました。
贅沢にヴィンテージファブリックの大きな花をカットし
刺しゅうを加えました。
そこへインパクトの強いプリントを
合わせました。
持ち手の部分ですが
どうしてもバッグの口部の裁断の上側を
輪にしたかったので
持ち手はミシンで押さえることにしました。
いろんな手法があるのですが
特にここ最近の私は
ハンドメイドの良さを伝えたい思いで縫っています。
そう、それもホームメイドの質感が残るもの。。。
それを伝えたい。
だから、金具のついた持ち手は使いません。
だって、いきなり、そんなこと
難しいでしょう?
でも、何かを足すことで
ホームメイドの良さはアップするのです。
こうして目立つステッチを
隠すことも可能なんです。
あなたのアイディアと
あなたの手で。。。
実は、この刺しゅうは
最初から見えないことを分かって
刺しゅうしました。
決して、バッグで持っていては
底の刺しゅうが見えることは
少ないのです。
でも、あえて
見えないオシャレを
演出したかった。
見えない部分を贅沢に。。。
バッグの底を
誰かに見せたくなるような、、、
そんな気の利いたセンスのバッグを作りたかった。
そして、もうひとつのポイントは!!
ほら!バッグを裏返して!
リバーシブルにした時、
お花が咲いたようになるんです。
でも、このお花も
決して誰にも見えることはない。
贅沢なオシャレ。。。
着物のような見えないオシャレ。。。
さぁ、ハンドメイド始めましょう!
あなたの手は魔法の手。
誰だって始められるんです。
さぁ、今日はこの辺りで、、、
また,明日は詳しい寸法などを
お伝えしますね!
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