3月のヴィンテージファブリックの青い孔雀バッグ
東欧雑貨ICIRI PICIRIさんの
ヴィンテージファブリックは
いつもドキッとさせられます。
そんなファブリックに刺繍を重ねるのが大好き。
今、私が大好きなバッグ
『ハンドバッグ』の形に選んだのは
青い孔雀。
実はわたし、これを見て
孔雀だと思ったんだけど
よく見ると頭の上に
あのピョンとした毛がないんで
幸せの青い鳥なのかな?って思ったんですが
でも、でも、
わたしには孔雀に見えたんです!
この淡い色に色を足しました。
体の部分を
ブルーのグラデーションで
ロング&ショートステッチで。
美しい羽の色は
何色もの色を重ねて。。。
ロング&ショートステッチと
丸い部分はサテンステッチと
アウトラインステッチ。
分かりにくいですが
ほぼ、同じ色は使っていません。
水色だけでも何色も使用しています。
肉眼でも分かりにくいんですが
19枚の羽×3色で57色でしょうか?
刺繍し始めたときは
そのカラフルな羽を刺し始め
体を刺して
それで終わろうと思っていたんです。
でも、少し寂しくて
キルト芯を入れて
キルティングのようにしました。
木の部分は淡い黄緑で
葉の部分は中心を濃いめの緑で。
柔らかい下を向いた花には
チェーンステッチで
丸みを表現しました。
羽を刺繍し出して
すぐに思いました。
『黒』
黒がポイントになるだろうと。
上手い具合に縁取りのラインがあるので
そこをストレートステッチ。
他は25番刺繍糸を3本取りで刺繍していますが
黒だけ一本取りで
羽の軽やかさを表現してみました。
刺繍をしているところと
していないところの差が
すごく表現できたつもりでいます。
手縫いのバッグの柔らかさ
ヴィンテージファブリックの
USED感が
深い味となって
柔らかさをより一層際立たせます。
『強く優しい』そんなバッグが
仕上がったと思っています。
いつもは斜め掛けのバッグが多いお客様。
時には柔らかい産着のような
そんなワンハンドルのハンドバッグを持って
春を一緒に歩かせて欲しい。
いつも、そばに。
そんな思いで
昨日、バッグはお客様のお手元に。。。
あなただけのたったひとつの
ハンドバッグ。
青い孔雀は最大2mを越える大きな羽で
あなたをいつも守ります。
強く優しく。。。。。
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